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相手別ガイド · こきゃく

顧客宛メール (CS)の書き方

TL;DR: 顧客宛メール (CS) は「寄り添い + 解決提示 + 再発防止」の 3 段構成が定型です。謝罪と感謝を両輪で使い、相手の感情を受け止めてから具体的な解決手段を提示します。「申し訳ございません」「ありがとうございます」を場面に応じて選び、テンプレ感が出ないよう、相手の状況固有の語 (注文番号・利用機能名など) を入れるのがコツです。

なぜ書き方を変える必要がありますか?

顧客宛メール (カスタマーサポート文脈) は、ビジネスメールの中でも感情面のケアが最も重要な場面です。「寄り添い (ご不便をおかけしお詫び申し上げます) + 解決提示 (下記のとおり対応いたします) + 再発防止 (今後は X を徹底いたします)」の 3 段構成が定型。「申し訳ございません」と「ありがとうございます」の両輪を使い分け、「申し訳ございませんでした」(過去完了) と「申し訳ございません」(継続中) のニュアンス差にも気を配ります。テンプレ感を出さないコツは、相手の状況固有の語 (注文番号、利用機能名、発生時刻など) を必ず引用すること。感情を受け止めてから論点に入る順序を守り、「ご不便をおかけしお詫び申し上げます」のあとに「下記のとおりご案内いたします」と続けるのが鉄板です。

どの定型フレーズが使えますか?

  • 問合せへのお礼

    この度はお問い合わせいただき誠にありがとうございます。

  • 謝罪 + 寄り添い

    ご不便をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。

  • 解決提示

    ご案内事項について、下記のとおり詳細をお伝えいたします。

  • 確認のお願い

    上記内容にてご認識相違ないか、ご確認のほどお願いいたします。

  • 再発防止

    今後はチェック工程を強化し、再発防止に努めてまいります。

  • 結び

    引き続きご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。

5 種類の敬語のうち、どれを使いますか?

顧客宛メール (CS)における敬語 5 分類の使用頻度
敬語の種類頻度使い方
尊敬語頻出顧客の状態 (お困りの・ご利用中の) を尊敬語で受け止める。
謙譲語 I頻出「ご案内いたします」「お送りいたします」など、自社からのアクションに必須。
丁寧語頻出「です・ます・ございます」で全体を整える。
美化語頻出「ご利用」「ご質問」「お時間」が CS 文脈の定番。
丁重語 (謙譲語 II)標準「申し上げる」で謝罪・お礼を丁重化。

絶対に避けたい NG (6 つ)

  1. ご迷惑をおかけしてご不便をおかけしておりますこと

    「ご迷惑」は相手の感情を断定する語。事実ベースで「ご不便」「ご心配」を使うほうが穏当。

  2. 申し訳ありませんでした (継続中の問題に対し)申し訳ございません

    「ありませんでした」は過去完了で問題収束を含意。継続中なら現在形で謝る。

  3. システムの仕様です現在の運用上、X となっております (代替案: Y)

    「仕様」で突き放すと顧客満足度が下がる。状態説明 + 代替案で寄り添う。

  4. お客様の操作ミスですご操作の手順を一緒に確認させていただいてもよろしいでしょうか

    原因を顧客に帰すと関係が悪化。一緒に確認する姿勢を示す。

  5. ご了承くださいご理解いただけますと幸いです

    「ご了承」は一方的な押し付けに聞こえる。「ご理解」のほうが対話的。

  6. 別途担当者からご連絡します本日中に担当の山田より、改めてご連絡を差し上げます (16:00 目処)

    「別途」「担当者」は責任の所在を曖昧にする。担当者名 + 時刻で具体化する。

この相手向けの例文